Sunday 8 November 2015

【各国ちょこっと紹介】イギリス~紅茶文化編~

11月に入り、大分寒くなってきましたね。

イギリスも気温がぐっと低くなった上に、雨がちで鬱々とした天気が続いています。
そんな天気に負けない為に、イギリス人の必需品といえばそう!ティータイム。

そんな時に言いたい一言は、
"Fancy a cuppa?(紅茶はいかが?)"

"cuppa"は"cup of a"略で、"a cuppa tea= a cup of tea"と同じ意味になります。
イギリスではコーヒーよりも紅茶なのでteaを省略して、
"a cuppa"のみでよく使われます。


紅茶大国のイギリスの紅茶の楽しみ方をBBC Americaの ”Anglophenia”が紹介しているので、
一緒に見ていきましょう!

Anglopheniaより”How to Make Tea the British Way - Anplophenia Ep31”



☆アイスティーよりホットティー!
"85%of tea enjoyed in America is iced.
(アメリカで飲まれているお茶の85%はアイスティー。)"

その一方で、イギリスでは
"In Britain, however, we need something a little warmer and stronger
(イギリスでは、もうちょっとあたたかくて、強い紅茶が必要です。)"


その理由が、
"to get through those cloudy, rainy, blustery and and generally gray days.
曇りがちで、雨が多く、風も強い、全体的にグレーな天気の日々をやり過ごすため"

アメリカでは日本と同様、ペットボトルに入ったアイスティー(しかし砂糖の量が多い)が多く売られていますが、ここイギリスではやっぱりあったかい紅茶で気持ちを上げたいところ。。

☆How to make a perfect cuppa((イギリス流の)パーフェクトな一杯の作り方)

1. "Freshly boiled water"
沸騰したてのお湯を用意。Electric Kettle(電気ケトル)からでOK。

2. "2-5 mins steep"
1のお湯に2分~5分ティーパックを浸します。でもその長さは"depending on personal preference(人それぞれの好みに応じて)"

3. "put milk"
そしてミルクを入れます。



・・・紹介する必要があったのかなかったのか、かなり一般的(笑)


☆The milk in tea conundrum

イギリスではミルクティーが主流なのですが、ここで問題になるのが、
『ミルクを先にカップに入れる。』
OR
『カップに紅茶をいれてそれからミルクを入れる。』

どっちでもいいんじゃないと思ってしまうかも知れませんが、
98%の人が紅茶にミルクを入れるイギリスではこれは "crucial point(重要ポイント)"

しかし、University of college Londonにより結論が出されたので、ご安心を♪

"the tea made in a cup should have the milk added off to the water
カップで作られた紅茶(つまり、ポットを使わずに)はミルクを後から入れるべき"

その理由は
"it doesn't interfere with the brew process
((ミルクを後に入れることで)茶葉が煮出されるプロセスを邪魔しないから)"

との事です。なのでポットを使用すれば、カップにミルクを先に入れる事が出来るので、こだわりのミルクの量をきっちり入れたい方にはポットの使用がおススメです。


☆一番ポピュラーな紅茶
イギリスでも緑茶、ハーブティーは人気ですが、やはりイギリスで一番人気は、紅茶。
そして紅茶を注文すると、一般的に『English Breakfast tea』が出されます。
ですので、アールグレイティーなど別の紅茶を注文したい場合は、そう注文する必要があります。


☆Builder's brew
これはBuilder=工事現場等の作業員のお気に入りの紅茶の入れ方で、強めに入れた紅茶に砂糖とミルクを入れた紅茶で、カフェインがしっかり入っているからか元気になれそうですね☆

☆White without sugar
紅茶にミルクを入れても砂糖は入れない飲み方。


☆loose leaf or in a tea bag
ティーバッグ自体はアメリカ生まれですが、ティーバッグも普通に使われています。
しかし、きちんとした喫茶店へ行けばもちろんティーパックを使わずに入れたお茶が出されます。そのような紅茶は”loose tea”と言われます。ティーパックは茶葉がパックの中に入っているのに対し、"loose tea"はパックに入らずloose=バラバラという意味です。


☆Dunking
あまり甘くないクッキーを紅茶に浸して食べる食べ方。

(参照:Wikipedia)


ある研究によると一番Dunkingに適しているビスケットは"rich tea biscuits"(ヨークシャー州発祥の小麦・砂糖・植物油・麦芽抽出物から出来たビスケット)でチョコレートコーティングのものがより良いそう。

(参照:Wikipedia)


digestive biscuits(全粒粉を使ったビスケット)はガイドのKateさんおススメのようです。


でも温まるとポロポロに砕けやすくなるクッキーは不向きなようです。動画ではアメリカのクッキーは不向きと言っていますが、オレオは大丈夫なようです♪


これからの寒い季節、イギリス流に紅茶を楽しんでみてはいかがでしょうか♪










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