Monday 30 November 2015

【徒然イギリス】ブラックフライデー

今回はBlack Friday(ブラックフライデー)について紹介したいと思います。

ブラックフライデーとはアメリカの祝日、サンクスギビングデー(感謝祭:11月の第4木曜日)の翌日の金曜日のことで、大々的にバーゲンが行われることで知られています。

なぜ『ブラック』なのかというと、バーゲンが行われる事で、お店の経営が一気に赤字から黒字になるという意味合いを込められてブラックフライデーと呼ばれています。

ここイギリスでもアメリカのブラックフライデーの影響を受けて、多くのお店が今年は11月27日~11月29日をBrack Friday Weekendと題してバーゲンセールを行っていました。




その週末のお店の看板・様子を紹介していきたいと思います。


イギリスではお馴染のスーパー『MARKS&SPENCER』





靴メーカーの『JONES』




ハンドメイドのバッグが人気の英国ブランド『ZATCHELS』



一番小さいサイズのショルダーバッグは28ポンドでした。





ローカルのトフィー屋さん





スポーツ用品と言えばの『SPORTSDIRECT』





『極度乾燥(しなさい)』というヘンテコ日本語がいっぱいのイギリス若者向けファッションブランド『Superdry』




あらゆる紅茶を取り揃えている『Whittard』







お洒落な家電製品がいっぱいの『LAKELAND』







お洒落な若者に人気のセレクトショップ『URBAN OUTFITTERS』









時期的にもクリスマスプレゼントを選んでいる人々が多くいました。
本当にお得なので、ブラックフライデーの買い物はおススメです!




Thursday 26 November 2015

【各国ちょこっと紹介】スペイン~サンティアゴ巡礼おすすめグルメ編~



スペインと言えば、やっぱり美味しい料理を期待しちゃいますよね!

サンティアゴ巡礼編に続き、
サンティアゴ巡礼(フランス人の道)で堪能出来る料理を紹介したいと思います。

☆ガスパチョ
トマトベースの冷製スープ。夏の定番スープです。
トマトを中心とした野菜・お酢・オリーブオイルと素材の良さが勝負のシンプルな味。




発祥はスペイン・アンダルシア地方ですが、
夏であれば前菜として出すレストランが多くあります。

スーパーに行くと紙パックに入ったガスパチョも売っています。

お酢のさっぱり感が夏バテ予防にぴったりですよ☆


☆トルティーヤ
スパニッシュオムレツこと、トルティーヤ。スペインでの朝食の定番です。
じゃがいもがたっぷり入っていて腹持ちも抜群。

スペインではチェーンではない個人経営のカフェが多くあり、
カフェの多くが店主お手製のトルティーヤを出しています。




☆ハム
スペインと言えば、生ハム・サラミ・チョリソ―!


肉屋では天井からハムが吊るされています。
美味しい、新鮮なのはもちろん、その安さにもビックリで、スーパーに行くとパック包装された種類豊富なハムが1ユーロ~手に入ります。



豪快な生ハム+メロン。スペインのメロンはお手頃でみずみずしくとても甘いです!

ピンチョスはスペイン北部で人気の一口サイズのおつまみ。
生ハム系のピンチョスも大定番です。写真は生ハム・バゲット・ガーリックバターのシンプルな一品。


☆ワイン
リオハ地方ワインに代表されるワイン大国・スペイン。


乾燥地帯に延々と長いワイン畑が広がります。


お昼のコース料理を注文すると、大体のレストランでは飲み物のチョイスがビール・水・ワイン。
ワインを注文すると、ワイン1本まるまる出てきます!


地元のお店に行くと、ラベルが張られていないローカルワインが1本2ユーロ程で売っていたりと、その安さにびっくり。



サンティアゴ巡礼ではワインの噴水(無料で蛇口からワインを提供している水飲み場)を通ります。


お店でワインなどの飲み物を通ると、小皿がサービスでついてくる場合が多くあります。こちらは、バゲットと生ハム。 


☆チョコレート
スペインのチョコレートとして有名ブランド、”VALOR”。VALORのチョコレートはスーパーや空港の免税店でも購入することが出来ます。


おすすめはVALORのカフェ。チョコレート系のスイーツが数多くそろっていて、チョコレート好きにはたまりません。


そしてスペインでホットチョコレートを注文すると、その濃厚さに驚くはず!まるで本当にチョコレートを飲んでいる程、カカオ分が多いんです。ホットチョコレートのお供はチュロスと呼ばれる細長いドーナツが定番。


☆コーラカオ(ColaCao)
日本で言うミロと同じで、チョコレート風味の牛乳に溶かす粉末タイプの栄養ドリンク。
スペインでは年齢に関係なく、非常にポピュラーなドリンクです。


特に寒い時にはコーヒーよりもやさしく体が温まります。
☆新鮮な魚介類
サンティアゴ・コンポステーラで有名なガリシア地方は新鮮な魚介類で有名。タコ料理が最もポピュラーですが、港町に行くと、新鮮な日替わりの魚が出てくるランチがタコよりもお手軽に堪能出来ます。


味付けはオリーブオイルと塩のみ。素材の良さが際立ち、日本人好みのシンプルな味付けが魅力です。


スペイン旅行を計画されている方も、今はその予定が無い方も、参考にしてみてくださいね☆


Sunday 8 November 2015

【各国ちょこっと紹介】イギリス~紅茶文化編~

11月に入り、大分寒くなってきましたね。

イギリスも気温がぐっと低くなった上に、雨がちで鬱々とした天気が続いています。
そんな天気に負けない為に、イギリス人の必需品といえばそう!ティータイム。

そんな時に言いたい一言は、
"Fancy a cuppa?(紅茶はいかが?)"

"cuppa"は"cup of a"略で、"a cuppa tea= a cup of tea"と同じ意味になります。
イギリスではコーヒーよりも紅茶なのでteaを省略して、
"a cuppa"のみでよく使われます。


紅茶大国のイギリスの紅茶の楽しみ方をBBC Americaの ”Anglophenia”が紹介しているので、
一緒に見ていきましょう!

Anglopheniaより”How to Make Tea the British Way - Anplophenia Ep31”



☆アイスティーよりホットティー!
"85%of tea enjoyed in America is iced.
(アメリカで飲まれているお茶の85%はアイスティー。)"

その一方で、イギリスでは
"In Britain, however, we need something a little warmer and stronger
(イギリスでは、もうちょっとあたたかくて、強い紅茶が必要です。)"


その理由が、
"to get through those cloudy, rainy, blustery and and generally gray days.
曇りがちで、雨が多く、風も強い、全体的にグレーな天気の日々をやり過ごすため"

アメリカでは日本と同様、ペットボトルに入ったアイスティー(しかし砂糖の量が多い)が多く売られていますが、ここイギリスではやっぱりあったかい紅茶で気持ちを上げたいところ。。

☆How to make a perfect cuppa((イギリス流の)パーフェクトな一杯の作り方)

1. "Freshly boiled water"
沸騰したてのお湯を用意。Electric Kettle(電気ケトル)からでOK。

2. "2-5 mins steep"
1のお湯に2分~5分ティーパックを浸します。でもその長さは"depending on personal preference(人それぞれの好みに応じて)"

3. "put milk"
そしてミルクを入れます。



・・・紹介する必要があったのかなかったのか、かなり一般的(笑)


☆The milk in tea conundrum

イギリスではミルクティーが主流なのですが、ここで問題になるのが、
『ミルクを先にカップに入れる。』
OR
『カップに紅茶をいれてそれからミルクを入れる。』

どっちでもいいんじゃないと思ってしまうかも知れませんが、
98%の人が紅茶にミルクを入れるイギリスではこれは "crucial point(重要ポイント)"

しかし、University of college Londonにより結論が出されたので、ご安心を♪

"the tea made in a cup should have the milk added off to the water
カップで作られた紅茶(つまり、ポットを使わずに)はミルクを後から入れるべき"

その理由は
"it doesn't interfere with the brew process
((ミルクを後に入れることで)茶葉が煮出されるプロセスを邪魔しないから)"

との事です。なのでポットを使用すれば、カップにミルクを先に入れる事が出来るので、こだわりのミルクの量をきっちり入れたい方にはポットの使用がおススメです。


☆一番ポピュラーな紅茶
イギリスでも緑茶、ハーブティーは人気ですが、やはりイギリスで一番人気は、紅茶。
そして紅茶を注文すると、一般的に『English Breakfast tea』が出されます。
ですので、アールグレイティーなど別の紅茶を注文したい場合は、そう注文する必要があります。


☆Builder's brew
これはBuilder=工事現場等の作業員のお気に入りの紅茶の入れ方で、強めに入れた紅茶に砂糖とミルクを入れた紅茶で、カフェインがしっかり入っているからか元気になれそうですね☆

☆White without sugar
紅茶にミルクを入れても砂糖は入れない飲み方。


☆loose leaf or in a tea bag
ティーバッグ自体はアメリカ生まれですが、ティーバッグも普通に使われています。
しかし、きちんとした喫茶店へ行けばもちろんティーパックを使わずに入れたお茶が出されます。そのような紅茶は”loose tea”と言われます。ティーパックは茶葉がパックの中に入っているのに対し、"loose tea"はパックに入らずloose=バラバラという意味です。


☆Dunking
あまり甘くないクッキーを紅茶に浸して食べる食べ方。

(参照:Wikipedia)


ある研究によると一番Dunkingに適しているビスケットは"rich tea biscuits"(ヨークシャー州発祥の小麦・砂糖・植物油・麦芽抽出物から出来たビスケット)でチョコレートコーティングのものがより良いそう。

(参照:Wikipedia)


digestive biscuits(全粒粉を使ったビスケット)はガイドのKateさんおススメのようです。


でも温まるとポロポロに砕けやすくなるクッキーは不向きなようです。動画ではアメリカのクッキーは不向きと言っていますが、オレオは大丈夫なようです♪


これからの寒い季節、イギリス流に紅茶を楽しんでみてはいかがでしょうか♪