Tuesday 12 May 2015

【各国ちょこっと紹介】アメリカ・カナダが人間だったらどんな会話をするだろう?

今回はアメリカのコメディー番組Studio Cの動画からご紹介。(字幕設定で英語字幕が付きます)




テーマは、「各国が人間だったらどんな会話をするだろう?」といった感じでしょうか?

今回はアメリカとカナダのやり取り部分を解説していきます。

☆☆☆

お互い仲良さそうな雰囲気で、笑顔であいさつしながら

アメリカ: 
「Oh hey there. It's been a while. How are your provinces?
(ハーイ!お久しぶり。州達の調子はどう?)」 ←カナダは10の州と3の準州からなる州連邦国家。

カナダ:
「Oh, they grow up so fast. I got my hands full with 10.
(もう、急に大きくなっちゃって、10州で手いっぱいよ。)←1867年の時点4州から1949年で10州が連邦政府に加盟。

I don't know how you take care of 50 states.
(どうやったら50州も面倒見れるのよ?)」

アメリカ:
「Yeah, you know it's not easy.
(そうよ、簡単じゃないわよ。)

The Southern ones went through a rebellious phase.
(南部は反抗期があったしね。)」←奴隷制を存続する組の南部の州がアメリカ合衆国から独立を主張して、北部と戦った南北戦争を指す。

カナダ:
「And what about the adopted ones?
("養子"になった州達は元気?) 」

アメリカ:
「Oh, Alaska and Hawaii? I haven't told them yet, but I think they've figured it out by now.
(ああ、アラスカ州とハワイ州のこと?まだ彼らには言ってないけど、分かってるんじゃないかしら。)」
←アラスカ州は1867年にロシアからアメリカに買収される。
ハワイ州はカメハメハ1世の元でハワイ王国が建国から始まり、列強がハワイの領有を求めて争われたのち、1898年アメリカに併合される。

カナダ:
「And the really loud one?
(あのうるさい州は?)」

アメリカ:
「Texas is still Texas.
(テキサスは相変わらずよ。)」
←南北戦争の影響もあり、テキサスはいまだに保守的で人種差別傾向が強い印象がある。

「Oh Canada, we should you know, hang out sometimes. Maybe play some baseball.
(ああ、カナダ、そうよ、たまには遊びましょうよ。野球とか。)」

カナダ:
「Play some hockey.
(アイスホッケーしましょうよ!)」

アメリカ:
「What?
(嫌そうな表情で・・何?)」←ソチ五輪では男女ともカナダの勝利だった。


次回はアメリカ&イギリス編をご紹介します。